KUSANAGI 9でPHPのバージョンを変更しようとしたところ、依存関係のエラーが発生して切り替えられなくなりました。
AIで調べようかとも思ったのですが、残念ながらKUSANAGIに関してAIはアテにならないことが多い。
(KUSANAGI8と9で情報が混在している上に、ネット上では8の情報が目立つため)
なので、KUSANAGIフォーラムを直接見てみることにしました。

もしも似た症状があったら儲けもの……おおっ!
まったく同じではないものの、PHPのバージョンが変更できない点は同じ。
これをヒントに解決してみました。
症状
PHP 8.3からPHP 8.5へ変更するため、
kusanagi php --use php85
を実行したところ、依存関係のエラーが発生しました。
エラーの中心は以下です。
Problem: problem with installed package kusanagi-php83-devel
最終的には、
dnf -y swap kusanagi-php83 kusanagi-php85
が失敗し、PHPを切り替えられない状態になっていました。
まずDNFのキャッシュとパッケージを更新する
過去にもDNFのキャッシュやパッケージの依存関係が原因となった事例があるため、まず以下を実行しました。
dnf clean all dnf makecache --refresh dnf upgrade
必要であれば、依存関係も確認できます。
dnf check
私の環境では、これによってエラーは減りましたが、まだPHPの切り替えには失敗しました。
kusanagi-php83-devel が切り替えを妨げていた
残ったエラーを確認すると、
kusanagi-php83-devel
がPHP 8.3本体に依存しており、PHP 8.5への切り替えを妨げていました。
まず、削除した場合の影響を確認します。
dnf remove –assumeno kusanagi-php83-devel
私の環境では、WordPressの実行に必要なPHP本体などが削除されることはありませんでした。
ただし、通常の dnf remove では、不要になった開発用依存パッケージもまとめて削除対象になる場合があります。
今回は変更範囲を最小限にするため、
dnf remove –noautoremove kusanagi-php83-devel
として、kusanagi-php83-devel のみを削除しました。
PHPを再度切り替える
その後、改めて
sudo kusanagi php --use php85
を実行すると、正常にPHP 8.5へ切り替えることができました。
切り替え後は、
php -v
または、
kusanagi status
で状態を確認できます。
まとめ
私の環境では、これでうまくいきました。
読者様の環境で直るとは限りませんが、フォーラムの回答とあわせてヒントにはなると思います。

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