PageSpeed Insights100点満点をアドセンス有の本番環境で達成! ~サイト高速化エンジン「WEXAL」の実力を検証

やりました、ようやくやりました。
2018年のリニューアル以降、無理ゲーを極めたPageSpeed Insights(以下、PSI)。
ついにモバイルスコア100点満点を叩き出しました。

PageSpeed Insights100点(AdSense有)、WEXAL・KUSANAGI&Cocoon

PSI満点叩き出す原動力となったのはWEXAL(KUSANAGI PREMIUM)。

本稿ではWEXALの実力・魅力について語らせていただきます。

なお、WEXALなしかつ最新のPSI100については、こちらの記事を御覧ください。

天満川鈴 WRITTEN BY 天満川鈴
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「PageSpeed Insightsで100点」を名乗るための前提(記事執筆当時)

まずはじめに述べておきます。
PageSpeed Insightsのスコア100点満点をとるだけなら、少し知識があれば誰でも簡単にできます(※注)。

大袈裟ではありません。
ただし、次の条件がつきます。

Google Adsense、Google Analyticsなどを積まない。

高速化の記事の多くは、この条件について触れていません。
記事が成り立たなくなるからです。
どんなに高速化していてもアドセンス1つ積んだだけでスコアは30点前後まで下がってしまいます。

しかし企業の公式ホームページならいざしらず、アドセンスを積まないなんてほとんどないでしょう。
それゆえ、

「アドセンスを積み、モバイルスコアで高得点」
これがPageSpeed Insightsを語るための前提ではないでしょうか?

なぜモバイルスコアか?
Googleはモバイルファーストインデックスを採用しているからです。
知らない方は、詳しくはこちらをどうぞ。

私は複数のアドセンスユニットを積んだ上でテストしています。
高速化を施したのは当サイトそのもの。
常に満点とはいきませんが、ほとんどの記事が95~100点になっています(当時)。

【※注 2026年6月追記】
現在のPSIは当時よりさらに難易度が上がっています。
AdSense無しですらスコア100は至難の業。
主観になりますが、AdSense有りだと現在の80と当時の100が同じくらいの感覚です。

著者の環境

この手の記事のお約束ということで。

サーバー

KUSANAGI(Nginx)。
ConoHa、VPSの2GBプランです。

プライム・ストラテジー社の生んだKUSANAGIは、もはやサイト高速化の代名詞的な存在となっています。

フロントエンド

CMS

WordPressバージョン5.7.1。

WEXAL

KUSANAGIがバックエンドの最適化を行うのに対し、WEXALはフロントエンドの最適化を行います。
超巨大なWordPress高速化プラグインとお考えください。
ざっくりAutoptimizeと似たようなイメージで大丈夫です。
個人利用の場合、ConoHaでは無料で使えます。(本年3月、VPSではWEXALの個人利用無料の新規申込を停止しました)

テーマ

Cocoonです。

ただしCocoonはテーマ自身に高速化機能を持っています。
しかし、

Cocoonの高速化機能は全て切ります。

それゆえテーマは何でも構いません。
あえて言うなら、素のままでできるだけ軽量なテーマが望ましいです。
個人的にはGeneratePressやArkheをおすすめします。

テスト結果

トップページ

アドセンスは3つ設置しています。

計測すると多くはスコア98~99。
たまに100が出る感じです。

足を引っ張っているのはアピールエリアの背景画像です

これを外せば100の出る割合は高まります。
ただ、せっかくKUSANAGI公式が当サイトを紹介してくれたことですし、しばらくは飾らせていただくつもりです。
(※2026年追記 記事執筆当時はこの紹介画像をアピールエリアに置いていました)
実用あっての高速化ですので。

なおCLSのラボデータは記事執筆時点でゼロに改善しています。

投稿ページ

PageSpeedInsights100点投稿ページ

こちらの記事です。

投稿ページは全てのH2にアドセンス(レスポンシブレクタングル)を積んでいます(この記事は5個)。
さらに記事下に1つ、関連コンテンツが1つ。

WEXALはアドセンスを全て非同期にしてくれるので、幾つ載せても影響はあんまりないかな

当サイトはWordPressカテゴリとその他カテゴリでレイアウトが異なりますので、後者も載せておきます。

pagespeedinsights99点投稿ページ

こちらの記事です。
アドセンス×10と関連コンテンツ×1積んでます。

きっちり調べたわけじゃありませんが、WordPressの記事と比較してスコアが悪い傾向にあります。
ここは推測ですけど、ファーストインプレッションにアイキャッチを含むかどうかでしょう。
WordPressカテゴリの方はボックスメニューでアイキャッチが画面外に押し下げられていますので。

スコア悪いままの投稿例

逆にWEXALが効かない例も挙げておきます。

こちらの記事です。

効かない原因は判明しています。

GoogleMapのiframeのせいです

iframeを挿入すると、かなり重くなります。
他ですとcodepenみたいにスクリプト挿入するケースもアウト。
これらそのものがダメというより、これらによってアドセンスの非同期化がうまくいかなくなってるように見受けられます。

【2026年6月13日追記】
これらは2021年頃の状況にもとづいています。
現時点ではWEXALの使用を止めてしまったため不明です。

WEXALをオフにした場合

先程の例でWEXALをオフにしてみます。

pagespeedinsightsスコア29

99と29。
もう笑っちゃうしかありません。

KUSANAGIとWEXAL

今回導入したWEXALについて述べていきます。
知っている方は読み飛ばしてください。

KUSANAGIって何?

KUSANAGIって何?

まずはここから始まる方もいらっしゃるでしょう。

KUSANAGIのホームページには、以下の通り書かれています。

KUSANAGIとは
超高速CMS実行環境「KUSANAGI」(以下「KUSANAGI」)は、プライム・ストラテジーが開発・提供する世界最速クラスの仮想マシンイメージです。

引用:KUSANAGI公式ページ

https://kusanagi.tokyo/

ざっくり言うと、

WordPressが超速で動くOSです

この程度の理解でいいでしょう。
サイト高速化の代名詞と呼んでも過言ではない存在です。
KUSANAGIについて詳しくは、こちらをお読みください。

WEXALって何?

WEXALって何?

WEXALはKUSANAGIのPREMIUMバージョンという位置づけ。
KUSANAGIがバックエンド(サーバー)のチューニングであるのに対して、WEXALはフロントエンドのチューニングとなります。

WEXALの公式サイトから引用します。

「WEXAL® Page Speed Technology」(以下、PST)は、プライム・ストラテジー株式会社が開発・提供する、Webシステムのための「高速化エンジン」です。オペレーションシステム(OS)である「超高速CMS実行環境『KUSANAGI』」上に導入することで、ブラウザからのHTTPリクエスト、サーバでの動的処理、HTTPレスポンス、レンダリングといったWeb表示のすべてのステップで高速化が実現します。

PSTは適用対象となるWebシステムのソースコードに一切の改変を加えずに高速化を実現します。有効無効を瞬時に切り替えることもできるため、システム担当者の皆さまに安心してご利用いただけます。

(引用元:WEXAL公式

https://www.wexal.jp/

WEXALは、サイト高速化施策で思いつくほとんどをAIが自動でやってくれます

100点獲れるかはともかく、入れて動かした時点でモバイル85点オーバーにはなると思います。
アドセンスを積んでいてもです。

なお、「サイト高速化施策で思いつくほとんど」の中で、あえてしない施策について。
WEXALはCSS・JSの結合をしません。
これはHTTP/2プロトコルを前提としているためです(同時並行でリクエスト処理が可能)。
HTTP/2でも常に結合しないのがいいとは限りませんが、全てを1つにまとめるよりは良好なパフォーマンスを発揮しやすいです。

WEXALを導入するメリット

サイトの高速化施策をする作業から解放される

かつてサイトを作るといえば、同時に背負わされてきたのが高速化施策でした。
プラグインをあれこれ入れ、画像を最適化し、CSSやJSを非同期化し……もう、そんな作業をする必要はありません

WEXALが自動AIで全部やってくれます!

サイト高速化に手こずらされてきた方なら、WEXALの中身を見ればわかります。
今まで自分のやってきたことが全て、いえそれ以上に自動化されています。
高速化の大きな障壁となるアドセンスまでも非同期化されます。

革命!?

まさにその2文字が相応しいシステムです。

初心者にこそ恩恵が大きい

WEXALの大きなメリットは、WordPressの高速化カスタマイズを全然知らない人でも、知っている人以上のサイトを作れることです。
逆に言うと、既に知識のある人はリードを無にされたも同然。

私、これまでやってきたのはなんだったのだろう!

本音で思っちゃいました。

【2026年6月13日追記】
現在はConoHa WINGでWEXALが使えるため、そちらの組合せを推奨します。
初心者がWordPressサイトを作るならVPSよりレンタルサーバーを選んだ方が楽です。
加えて、本年3月、WEXALの個人利用無料の新規申込は停止しました。

今回入れてみた所感

実は1年前にもWEXAL導入に挑戦しました。
しかし失敗しました。
詳しくはこちらの記事に記しています。

今回はちょこちょこトラブルはありましたが、無事に実装し終えることができました。

結論から書きますと、

2GBなら十分実用だね、今なら1GBでもいけるかも(※)

(※個人的にですが、2026年6月時点では4GBを推奨します。私の環境では重さを感じるようになり、利用を停止しました)

感覚で物を言って申し訳ないのですが、私が断念してからの1年で進化を遂げたように思います。
軽くなって、安定した感じ。
アップデートの過程を見てもわかるのですが、あれこれ欲張っていたのを減らしたのでしょう。

導入で躓きやすいポイントは後日記事にまとめるつもりです。
引っ掛かったとしても大した作業にはなりません。

一つ、断言できます。

KUSANAGI使っていてWEXALも無料で使える条件の方なら、絶対に使わないと損です

それくらい設定簡単で、安定していて、効果抜群です。

まとめ

どれだけ高速になるかは自分で経験してみてください。

「サイト速度は正義」、きっとこの言葉を実感できるはずです!

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天満川 鈴のプロフィール画像
WRITTEN BY

天満川 鈴

未経験からWEB業界に入り、現在はWEBディレクターとして実務に従事。 要件整理・導線設計・コンテンツ構成などを学びながら、日々改善を重ねています。 AIを活用したコンテンツ制作・効率化を強みとし、プロンプト設計を含めた制作フローの最適化にも取り組んでいます。

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