私の初めてのKUSANAGI体験記 ~ WordPressが0.777秒になった日

本記事は2016年当時に執筆したものです。

現在のKUSANAGIやPageSpeed Insightsとは環境も評価指標も大きく異なります。
ただし、私が初めて「サイト高速化」という沼に足を踏み入れた記録として残しています。
今読むと拙い部分もありますが、「当時の自分はこんなことで喜んでいたのか」と懐かしく思います。

この記事の続きとなります。

天満川鈴 WRITTEN BY 天満川鈴
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計測してみた結果

kusanagiのセッティング完了しました。
色々なトラブルがありました。
上記記事がIT関連で初めてはてな新着エントリに載った直後500エラーを食らうという不運もありました(なお、自ら招いた人災です)。
本日までに何度サーバー作り直したかわかりません。

しかし苦労した甲斐はありました。

KUSANAGI for ConoHaで1秒切り(0.777秒)の画像

 

 

フィーバー!?

0.777秒、見た瞬間びっくりしました(二重の意味で)
トップページ限定ではありますけど、概ね0.7~1.1秒で安定してます。
投稿ページでも2秒前後。
モバイルはともかくPCなら、ほぼストレスなく巡回できると思います。

ただしPageSpeed Insights の数字はさほどでもないです。

 

さほどでもないどころか、KUSANAGI移行前と比べて……

スコアが下がってる!? それも5~10だなんて……

対策とるまではさらに10近く低かったです。

GTmetrixも……

 

やっぱり5~6ほど下がってます。
しかも、こちらだと3.5秒も掛かってる。
(記事全体を計測するからですが、それでも掛かりすぎ)

どうしてこうなるのか? 体感では歴然とした差があるのに。
まあベンチの数字よりも実用の使い勝手、これで良しとしておきます。

私のセッティング

※記事執筆当時から内容を書き換えています。

1 fcache(FastCGI)・bcacheともONにする

絶対ONにする、とにかくONにする

KUSANAGIですと、次のコマンドです。

# kusanagi fcache on
# kusanagi bcache on

fcacheをonにすると、Apacheを使っていても自動的にNginxへ切り替わります。
FastCGIの具体的な効果はあちこちで書かれているので割愛します。

bcacheとfcacheは両方ONにしていいの?

昔の話ですが、

私の環境では、fcacheとbcacheを両方ONにすると、モバイル側のキャッシュがおかしくなる現象が発生しました。

どうもパージされた後に新しいキャッシュが生成されていないようで。
突き詰めれば原因見つけられるんでしょうけど、面倒なので放置することにしました。

現在ではエラーなくなりましたので使っています。

bcacheの代わりに他のページキャッシュプラグインを使った場合

物は試しと実験してみました。

WP Fastest Cache がNginx対応らしいので入れてみましたが、逆に遅くなりました。

体感で明らかにわかり、計測するまでもないくらい。
一方でPageSpeed InsightsやGTmetrixのスコアは変わらず。
全く入れる意味がないので外しました。

2 KUSANAGIプラグインの翻訳をONにする

中身は有名な高速化プラグイン001 Prime Strategy Translate Accelerator と同じです。
(作ってる会社が同じ)。

既に上記プラグインをインストールしている場合は外して下さい。

3 ブラウザキャッシュの期限を設定する

デフォルトでは期限が設定されていないのでgoogle先生から「ブラウザキャッシュを活用しなさい」と怒られます。
そこで次のページを参考にして設定しました。

etc/nginx/conf.dにある【あなたのプロファイル名】_ssl.conf(SSL化している場合)から次の行を見つけて

	location ~* \.(jpg|jpeg|gif|png|css|js|swf|ico|pdf|svg|eot|ttf|woff)$ {
		access_log off;
	}

バックアップをとり、一行加えて書き換えます(数字は任意の物を)。

	location ~* \.(jpg|jpeg|gif|png|css|js|swf|ico|pdf|svg|eot|ttf|woff)$ {
		access_log off;
		expires 30d;
	}

これでgoogle先生から怒られなくなり、スコアが7ほど上がりました。

4 画像を圧縮する

元々やってはいたのですが、一応。

KUSANAGIには画像最適化機能がついています。
一般的なjpg、pngはこれで圧縮できます。
性能も他の有名画像圧縮プラグインと変わりません。

むしろ問題は「圧縮に何を使うか」ではなく「圧縮率をいくつにするか」。
WordPressのデフォルトが82。
これでは高すぎるということで75程度を勧めているところが目立つようですが。
写真メインのサイトでもないなら50で十分だと思います。
(50以下になると、画質劣化の割にサイズが小さくならない)

まとめ

実はほとんど何もしていないことにお気づきでしょうか?

作業といえるのはブラウザキャッシュの設定くらい。
むしろ触らない・減らす、この方向でセッティングしました。
KUSANAGIは導入さえしてしまえば、あとは楽。
これで1秒切れるのだからありがたいです。

皆様もテストだけでも試してみてください。
1日30円程度で爆速ぶりを体感できます。

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天満川 鈴のプロフィール画像
WRITTEN BY

天満川 鈴

未経験からWEB業界に入り、現在はWEBディレクターとして実務に従事。 要件整理・導線設計・コンテンツ構成などを学びながら、日々改善を重ねています。 AIを活用したコンテンツ制作・効率化を強みとし、プロンプト設計を含めた制作フローの最適化にも取り組んでいます。
本サイトでは、WordPressやサイト制作に関する試行錯誤・検証内容を中心に発信。 技術検証の一環として、KUSANAGI公式サイトにて記事を2回紹介いただきました。

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