此度、サーバーをロリポップ(ライトプラン)から「KUSANAGI for ConoHa(1Gプラン)」に移設しました。
現在は既に移設後の環境で動いています。
本記事では、私がサーバー移行を考えた理由と移行した結果について述べていきます。
(2021年5月12日改訂)
アイキャッチの画像はKUSANAGIのイメージキャラクター草薙沙耶 ©PRIME STRATEGY
「超高速」を謳うKUSANAGIの実力は?
あれこれ言う前に、まずは結果を見ていただきましょう。
使っているテーマは「Lightning」。
ページキャッシュのプラグインは外して計測してます。
サーバー移設前
管理者画面なのでキャッシュ効いてませんが、効かせても4秒前後です。
サーバー移設後
同じくキャッシュを効かせていない状態。
えっと……(7.769÷1.904)×100=
さらに、ここへキャッシュを効かせると……
体感でわかるなんてものじゃありません。
これまでプラグインの起動だけで0.8秒掛かってたのに。
今まで高速化に掛けた時間がバカらしくなりました。
しかも……
記事書いてて気持ちいい!
今までは、記事書く→更新する→遅い……
他の操作にしてもそう。
もうサイトにログインする気すら失せていたのですが、これなら使える!
もっと早く移設していればよかったと心底悔やみます。
管理画面まで速くなるのはKUSANAGIの仕様によるものです。
原理については、こちらをお読みください。
KUSANAGI
KUSANAGIとは?
本家の紹介ページはこちら。
という方は、こちらの図を御覧ください。
なんとなくイメージ湧きません?
1000倍高速化の意味は、こちらを最後まで読むとわかります。
プライム・ストラテジー社長の中村けん牛さまによる連載記事「とにかく速いWordPress」。
先程の記事も、例えKUSANAGIを使わないにしても一読の価値ありますよ
イメージキャラクター
バナー左の女の子はイメージキャラクター「草薙沙耶」です。
最初聞いた時は「攻殻機動隊」かと思いました。
実際にリスペクトなのは間違いでしょう。
ネックは料金
2016年の冬、kusanagiの宣伝をあちこちで見かけるようになりました。
当時の私はサーバー移転を検討中。
気になったので調べてみたら、サイトが爆速になるともっぱらの評判でした。
当然、興味も湧きます。
しかし、
ざっと見ると、どこも月額3千円。
企業ユース前提ですから当然なんですけど。
個人で小さなサイトを運営するには完全に予算オーバーでした。
ConoHa
ConoHaとは?
そう思っていたところに、ConoHa が圧倒的なコスパを誇るという情報を仕入れます。
下の画像をクリックすれば公式ページへ飛びます。
(後述しますが、下の画像経由でConoHaに入会した場合は、通常の公式特典に加えて1000円分のクーポンがもらえます)
画像の女の子は「美雲このは」、応援団長です。
画像をクリックすると「このは通信室」に飛びます。(2020年現在、なくなった様子です)
どこの萌えサイトかと思うでしょうが、れっきとしたパブリッククラウドです。
入会すればVPS(仮想専用サーバー)が利用できます。
……という方は次の漫画をお読みください。
移転先候補の1つはXSERVERだったのですが月額1000円、それも年間契約しての話。
一方のConoHaは1Gプランで900円(税抜、2016年12月当時)。
試してみよう!
というわけで、入会してみました。
当時は色々と美味しいキャンペーンやっていたのもありまして。
ConoHa VPS(KUSANAGI)を3年間使った感想
現在まで3年以上にわたり使い続けていて、今後も引っ越そうと思わないくらいに。
私がサーバー変更を考えた理由
ここからはConoHaに入った当時の私の話です。
過去の話として文体を直していますが、当時と内容はできるだけ変えていません。
参考になりましたら。
1 サイトが遅い・重い
当時、徐々にサイトアクセスが上がってきました。
それでデータを見ていたところ直帰率が高いことに気づきます。
もちろんコンテンツの少ないことが一番の原因ですが、恐らくそれだけじゃない。
Webマーケティングにおける「3秒ルール」を充たしていなかったからです。
サイトが重ければ他記事を読まないのは自明。
下手すれば、最初の記事すら読み終えずに他サイトへ行っちゃいますもの。
確かに3秒がギリギリ、なんとか2秒くらいにしたいところです。
そこで導入したのが無料CDNのCloudflare。
これでようやく3秒ギリギリ。
しかしあまりにも不安定でサイトダウンの憂き目に遭い、やむなく使用を中止しました。
2 サイトを常時SSL化したい
理由は3つありました。
- Let’s Encrypt を使えば無料で常時SSL化できるのに、当時のロリポップは対応していなかった(現在は対応)。
- 公安調査庁関係で質問メールが増えた。そのためセキュリティを上げる必要性があった。
- SEO対策。googleが常時SSL化しているサイトを優遇する方針を打ち出していた。
3 決断のトリガー
元々そんな感じで移転を検討していたのですが……。
次の記事をアップしたときのことでした。
注目されていたテーマのせいか、アップ直後数分で30程度のアクセス。
(大した数字じゃありませんが、本サイトでは異例のことです)
すると……
たった30でこれだと、もっとアクセス来たらどうなるんだ……
決断した瞬間でした。
まとめ
導入が簡単といわれるConoHaですが、WordPressを導入するより遥かに手間がかかりました。
黒い画面に慣れていればまったく問題ないのでしょうけど、私はまったく触ったことなかったので。
逆に言えば、そんな人間でも導入でき、かつ3年間やってこれたということです。
ぜひConoHaで超早なKUSANAGIを堪能してみてください!