本稿は、JetpackのCSSを読み込ませない方法につき記すものです。
旧来より広まっている方法では現行バージョンにおいて対処できない可能性があります。
もしPageSpeed insightsで引っ掛かった場合は速やかに修正することを推奨します。
PageSpeed Insightsでレンダリングブロック発生!
私、本サイトのメンテナンスを1年半程度放置していました。
久々にPageSpeed Insightsを実行してみます。
すると……CSSレンダリングブロックが発生していました。
どうして?
対策してるはずなのに?
引っ掛かっているのはJetpackプラグインのCSS。
PageSpeed Insights対策の中でも定番中の定番でした。
これまでのJetpack対策
ぶっちゃけた話、ある程度WordPress慣れしたらJetpackを使う人は殆どいないと思います。
Jetpackに入っている機能の多くはテーマや他のプラグインで代替でき、しかもそちらの方が使いやすいので。
私の場合で、アクセス解析機能とサイトダウン通知機能。
他の方でも画像CDN(=サイトアクセラレーター:旧称 Photon)くらいではないでしょうか?
いずれにしても管理画面でしか使われない機能なのでCSSは不要。
この場合は、CSSを読み込ませないコードをfunctions.phpに加えるのが定番でした。
add_filter('jetpack_implode_frontend_css','__return_false' );
新しいJetpack対策
調べてみたところ、Jetpack公式に新しいコードが記載されていました。
jetpack_implode_frontend_css
Allow CSS to be concatenated into a single jetpack.css file.
functions.phpに次の記述を書きます。
add_filter('jetpack_implode_frontend_css','__return_false', 99 );
まとめ
サイトが完成してしまったらPageSpeed Insightsはやらなくなるから
引っ掛かってる人も多いはず
気になったらテストしてみて修正してください