先日、TLに、こんな趣旨のポストが流れてきました。
賛同した人達もいっぱいいたとか。
それを読んだ私。

QAしてないだけじゃん? AIの成果物が悪いんじゃなくてチェックしない取引先が悪いんじゃないの?
私はテストサイトが上がってくれば徹底的にレビューしますし、修正を出します。
AI成果物の品質が悪ければ直せばいいだけです。
この考え自体は今も変わっていません。
しかし、どうも、

そればかりじゃないのかも……
というのが今回の話です。
コーダーとして初めて仕事してみた
本来はWebディレクターなはずの私ですが、今回の案件ではコーダーも務めました。
上司いわく、コーダーさんが忙しいとかで、

天満川さん全部任せた
ディレクションからコーディングまで一気通貫することになりました。

任されました
個人としての私はWordPressが主戦場ですが、会社はNuxtオンリー。
これまでデザインカンプ代わりにNuxtでサイト作ったことはありますが。
コーダーとして正式にお仕事するのは初めてです。
とはいえ、WordPressと基本的な流れが変わるわけじゃありません。
ましてや今やChatGPT執事という強い味方がいますし、自信を持って進めます。
GitLabにステージングと本番作って、Cloudflareにテストサイト作って、実際にサイト組み終えて。
セルフQA終えて、問題なし。
責任者にレビュー&デプロイ依頼を出します。

なんか私、システムエンジニアになったみたい!
もともと私はコーダーとして応募したのがWebディレクターとして採用されたもの。
今更ながら本願叶った!という感じでした。
しかし私はミスをしていた、そして気づかなかった
しかし急ぎの案件だから急いで仕事したにもかかわらず、数時間経ってもデプロイされない。
不安になってChatGPT君に聞きます。

私、何かミスした?

実機テストまでやってQAしてから提出してますし、大丈夫と思いますが……調べてみますね
数分後。

ああ!マスター、ミスがあります!

ええっ!

仕様を変える過程で変更した古いコンポーネントの残骸が残ってしまってます
幸い、デプロイに影響を及ぼすようなミスではありませんでした。
つまりデプロイが進まなかった理由とは無関係でした。
しかし品質的にいえば見苦しいのは間違いない。
ソースの保守性という意味でも、文字通り可読性が悪いという意味でも。
はあ……ため息ついてしまいました。
私が古いコンポーネントを見逃した理由
なぜ、私はこんなミスをしたか?
ソース見ればわかるだろ?と言われるかもしれません。
その通りです。

ソースまで見てなかったんです
WebディレクターとしてQAするときはソースを丹念に見ます。
その上でHTMLやCSSがおかしいところを見つけたら全てFB返します。

天満川さん細かい……
呆れ半分褒め言葉半分で言われますが、丁寧なQAをしているくらいは自負します。
ところが、コーダーに回ると、どうも視点が違ってくるようで。
AIを使えば、ソースを一行ずつ確認しなくてもコーディングを進められます。
とはいえ、出来上がったものの品質確認は必要です。
しかし表示がきちんとされていて、動くべきところは動いていて、もたつきもない。
SEO対策や高速化対策もちゃんと組み込んでいる。
さらに実機でレスポンシブチェックまでやっている。
経験上、WordPressならここまで確認しておけば、大きな問題を見逃すことはそうありませんでした。
急ぎなのもあって、ソースには目を通さず渡したわけです。
しかしNuxtでの開発経験が浅かった私は、使わなくなったコンポーネントがソースに残っていないかまで意識が回らなかった。
知っていれば、

ちゃっぴー、無駄なコード掃除しといて
これで済んだ話。
私の経験の浅さがそのままミスに繋がった形です。
まとめ
AIの成果物を叩く前に、まずQAしよう。
これについては今でも考えは変わりません。
しかしそもそも、どこがおかしいかわかるようにならなければいけないのではないか。
そのために人間はもっと勉強しなくてはいけないのではないか。
AIに頼る前に。
……などと思った、今回の一件でした。
まだまだ私もAI使いとして未熟らしい。

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取引先がAI使い始めて成果物の品質落ちた