W3 Total Cacheをアンインストールしたら、画面になんかパスワードが出ちゃってるよ~
W3 Total Cacheをアンインストールしたらwp-config.phpの内容が垂れ流し!
いやもうびっくりしました。
WP Super Cacheではあちこちに記事がありましたが……。
W3 Total Cacheでも起こりました。
wp-confing.phpはワードプレスの基本設定ファイル。
これが垂れ流しになるということはMySQLのログイン情報が全公開になるということ。
パスワードまで!
もうまるで、女性が全裸になってスラムに飛び込むようなもの。
品のない例えで申し訳ありませんが、それくらいに信じられない現象です。
残念ながらSSありません。
一瞬呆然としたあと、とっさにFTPからwp-config.phpを削除しました。
もう何がどうなったかわからない状態でしたので。
とにかく映っているものを削除すれば映らなくなる。
そういう発想です。
その後はデータベースのバックアップ→まるっと削除。
こんなアクセスのないサイトで一瞬だけの流出。
誰も見ていたとは思いませんが、気持ち悪いので念のために全て変更。
この後はワードプレスの再インストールで無事復旧しました。
画面にwp-config.phpの画面が現れる原因
冷静になって気づきました。
実はこれ、人災です(あくまでも今回に限ればですが)。
どうしてこうなったかと言いますと……。
アンインストール時のwp-config.phpの権限変更忘れ
私、W3 Total Cacheをアンインストールする際にwp-config.phpの権限を変更するのを忘れてました。
単に停止してプラグインを削除するだけじゃだめ。
777などにして書き込み許可を与える必要があります
(普通は400などにしてるはずです)
アンインストール時にエラーだけじゃなく残骸が残るのも、一つはこれが原因です。
どこかで読んだわけじゃないので間違ってたらすみません。
でもインストールの際に権限変えないといけないなら、アンインストールの際も変えないといけないのは道理ですから。
なお、本プラグインと双璧をなす「WP Super Cache」の方では実際に試したことあります。
結果は以下の通り。
777に変更して再インストール→再アンインストール→記述消える
恐らくW3 Total Cacheも同じでしょう。
これが人災その1の原因です。
手動で消したら、ついうっかり……
今回も再インストール→再アンインストールの手順を踏めばよかったのですが、めんどくさいので手動で削ることにしました。
wp-config.phpの最初に付加された
define(‘WP_CACHE’, true);
が記述された行をまるっと削る。
で戻したら、こうなりました。
どうしてこうなったのか。
全てが終わった後で、トラブル発生時のwp-config.phpファイルを見直して気づきました。
「まるっと」削除してはいけない
全部削ってはいけなかったんです。
一番最初にある、<!–?phpは残さないと(多分ですが)。
「<?php」まで削ってしまったせいでファイルの記述内容が全て「コメント扱い」にされてしまったわけです。
画面に出るというのはそういうことでしょうから。
つまり完全に人災。
元々不安定だったからアンインストールしたんですけど、これ自体は当方の自業自得です。
トラウマになってしまったので再現したくはないですが……。
でも他のキャッシュプラグインのアンインストール時のエラーも、wp-config.phpの権限変更忘れが原因なのは結構あるんじゃないか。
そう思った一幕でした。
結論
キャッシュ系プラグインをアンインストールするときはwp-config.phpの権限を「777」などに変更することを忘れないでね