WEXAL環境ではアクセス解析のPVが謎に増えます。
謎といっても理由はわかっていまして。
WEXALのアクセスがカウントされてしまうためです(GA4除く)。
Google Analyticsは公式で対応してくれていました。
恐らくGA4もそうなんじゃないかと思います。
PSTを導入してからアクセス解析ツールの数値が一気に上がっている
PSTの導入による、サイトへのクロールが影響している可能性があります。
バージョン2.3.0以降、クロール時のwww.google-analytics.comへのリクエストをブロックするよう改善しておりますので、PSTのアップデートをご検討ください。
もしくは、Google Analyticsをお使いの場合、フィルタ機能で測定対象からPSTが入っているWebサーバのグローバルIPアドレスの除外設定をお願いいたします。引用:WEXAL公式「FAQ」
戦略生成のためクロールさせるコマンドを打ってみればわかります。
# pst config crawl --url サイトURL --depth 3 プロファイル名
Jetpack統計情報やSlimstat Analyticsですと、すごい勢いでPVが増えます。
まったく意味のないPV数ですが。
そこで、
WEXALのアクセスをIPで除外することで対処します
Jetpack統計情報
次のコードをfunctions.phpに打ち込んでください。
// JetPack Statsアクセス解析除外 add_filter( 'jetpack_stats_excluded_ips', function ( $excluded_ips ) { $excluded_ips[] = '127.0.0.1'; // wexalの場合はこのままにしてください return $excluded_ips; } );
コードはjetpack公式で配布しています。
ここで曲者なのは、
除外するIPアドレスに何を指定するか、です
サーバーのIPを指定しても、
やっぱり増えるじゃん!
……となります
127.0.0.1は「自分自身」を示します。
少なくとも私の環境では、これで解決しています。
ただしサイトが商用の場合、Jetpack統計情報は推奨しません。
こちらをお読みください。
Slimstat Analytics
Slimstat Analyticsの「設定」→「除外」を開きます。
IPアドレスの欄に次の数値を指定します。
画像ではこうなります。
127.0.0.1/32はやっぱり127.0.0.1。
CIDR表記しろというのですからそうしただけです。
もしかしたら127.0.0.1だけで足りるのかもしれません。
まとめ
以上は、私の環境ではこうだったという話です(ConoHa VPS)。
他の方の環境で動作を保証するものではありません。
ただ、既に自分でやってみてハマっている方。
だめもとで本稿の設定を試してみてください